はじめに
本記事では、設計者が自作キーボード「azul 43VC」について紹介しています。
冗長と思われる内容を多々含んでいますので、適当に斜め読みいただければと思います。

完成したazul 43VC rev.0、何の変哲もない写真ですね。
目次
特徴
azul 43VCは、次の特徴を有するミニマルな40%キーボードです。
- minipeg48用ケースに対応。
- アルミニウム製ケースを装着した状態で約234g。
- ケースレス(PCB+ボトムプレート)運用も可能。約172g。
- ソケットにゴム足を取り付ける等すれば、B.PLレスも多分可能。
- ロウスタッガード(準拠の)配列。
- 挟ピッチ。
- 1uキー:17mmピッチ。16.5mm角までのキーに対応。
- 他キー:キー同士(Chocfox CFXプロファイル基準)が0.5mm間隔となる配置。
- Chocfox CFX / junana / Keychron K5S付属キーキャップ等に対応。
- Choc V1キースイッチに対応。
- ステムが太いKailh Lofree FLOW / Kailh Deep Sea Silent MINI等にも対応。
- ロータリーエンコーダの搭載が可能。
- 右上に1基搭載可能。
- PCBへのはんだ付けが必要なため、キースイッチと排他。
- ホットスワップ対応。
- キースイッチは対応、ロータリーエンコーダは未対応。
- vial / via / REMAPに対応。
まぁまぁスタンダードな仕様ではないでしょうか。
設計するに至るまでの経緯
設計に着手するまでの経験
自作キーボードカタログを眺めたり、
(ダウンロード版)自作キーボードカタログ 2020
眺めてるだけでも楽しいのです